世代交流座談会

若手職員から経験豊富な職員まで、同志社大学で働く職員が一堂に会し、
それぞれの立場から仕事への姿勢や思いを語り合いました。

参加者

目次

Vol.1

なぜ同志社大学職員に?

同志社大学職員として働くことに興味を抱いたきっかけ

近藤

大学時代は子どもたちとキャンプをするサークルに所属していました。その中で彼らの成長に携われる喜びを知り、最初は教員を目指そうと考えていました。そのほかに公務員や民間企業も検討しましたが、教育に携わりたいという思いが強く、最終的には「自分を育ててくれた母校に貢献したい」という思いから、同志社大学の職員を志望しました。大学生もまた、社会に出る前の成長過程にあります。その人生において重要な時期を支える仕事に大学職員としての魅力を感じたのです。

藤江

私は前職の電機メーカーで、半導体の技術営業に携わっていました。世界各国のライバル企業と競合する機会も多かったのですが、その中で日本の国際競争力の低下を肌で感じていました。「この現状を根本から変えるには、教育と研究の力が必要だ」と痛感したことが転職のきっかけです。大学職員と聞くと教育のイメージが強かったのですが、調べていくうちに、研究活動を支援するさまざまな仕事があることを知り、教育と研究の両面から社会に貢献できる点に魅力を感じ、入職を決意しました。

久保田

私は就職活動で金融やメーカーも見ていましたが、同志社大学のジョブローテーション制度に強く惹かれました。新しいことに挑戦するのが好きな私にとって、4~5年ごとの短いサイクルで、さまざまな部署を経験できる環境は非常に魅力的でした。入職後に配属された施設関係の部署では学外の業者と接する機会が多かったですが、現在の部署では業務内容や関わる相手が大きく変わり、教員や学生、保護者と接する機会が増えました。このような環境や業務内容の変化は本来大きな負荷がかかりますが、新たな部署で業務を一から学ぶ過程さえも楽しめるようになりました。以前、「若手職員座談会」に登壇した際には想像もしなかった成長だと感じます。

みなさんそれぞれの経緯があったのですね。私も藤江さんと同じく転職して大学職員になりました。前職では鉄鋼会社で営業や売り上げの管理を担当していました。こうした経験を通じ、管理や事務の立場から組織全体を支える仕事が自分に向いていると感じるようになり、大学職員を志しました。

入職前後のギャップ

久保田

入職前に持っていたイメージとのギャップは、想像以上に大きかったです。学生時代、大学で働く職員の姿を見ていると「窓口で黙々と作業をしている」印象が強かったのですが、実際は全く違いました。最初に配属された施設部門では学外のさまざまな業者の方と関わり、現在の学部事務室では教員・学生・保護者と日々接しています。これほど多様な人と関わる仕事だとは入職前は想像できませんでしたね。

私も驚きの連続でした。私が配属された図書館(学術情報課)の業務は、非常に専門性が高いと感じています。一冊の本を選定する際にも、シラバスを参考にして大学の教育方針との整合性を精査するなど、単なる事務作業の枠に収まらない、知のインフラを支える責任の重さを感じています。一方で、前職に比べて休暇の取りやすさや、女性が当たり前に活躍し続ける風土が根付いていることにも安心感を覚えました。

近藤

そうですね。男女の差なく、自分らしく働ける環境は、私が入職した30年前から大切にされてきたと感じます。今でこそ育児や介護といったライフステージの変化を支え合う文化がさまざまな企業や組織で当たり前になりつつありますが、そうした姿勢は同志社大学においては以前から根付いていたように感じますね。伝統を重んじつつも、そうした人間本位の環境が連綿と受け継がれていることは、本学の大きな誇りだと言えます。

藤江

入職前は正直、学生支援にはそれほど強い関心を持っていませんでした。前職の技術営業の経験を活かして研究分野に特化した仕事に従事したいと考えていたからです。ところが、いざ学生と接してみると、彼らから教わることが驚くほど多いと感じるようになりました。SNSの活用法や現代の若者の価値観など、学生との対話が私自身のアップデートに繋がっています。「教育」とは一方的に提供するものではなく、学生との対話を通じて共に創り上げていくものなのだと、現場で初めて実感しました。

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