グローバル化などの世界的規模の激しい社会変化やテクノロジーの急激な発展の中で、社会の大学に対する期待や要求は、たいへん厳しいものとなっています。また、教える側の論理ではなく、学ぶ側の視点を重視し、教育の質保証や教育成果の見える化など、色々な施策を継続的に講じなければなりません。
このような状況下で、同志社大学は創立150周年を迎える2025年に向けて「同志社大学ビジョン2025」に基づく中期行動計画を策定し、教職員が一致団結して取り組んでいます。
創立150周年、その先にある創立200周年を目指し、社会の状況・変化に敏感に反応し、上司や同僚と協力して、常に前向きに、柔軟な発想で、一生懸命に行動し、未来を見据えた視点で改革に取り組む意欲のある職員を同志社大学は望んでいます。
あなたは、同志社大学をどんな大学にしたいですか?
そのためには、何が必要だと考えますか?
あなたは、職員として何ができますか?
学生さんと、どう接しますか?
新たな同志社大学を創造するバイタリティーある方々と一緒に努力し、困難を乗り越え、喜びを分かち合えることを楽しみにしています。
副学長(事務局長)
西岡 徹
新島襄はある学生にあてた手紙の中で、
「良心の全身に充満したる丈夫の起り来らん事を」
つまり、「良心が全身に充満した青年が現れることを望んでやまない」と記しています。
この一節は、新島が期待する学生像を鮮明に表しています。
人は、宗教的教育により「良心」を涵養し、はじめて「人間」となる。
そうした信念を、新島は抱いていました。
同志社教育の原点は、すなわち「良心」にあると言えます。