若手職員座談会

CROSS TALK

大学職員とはどのような仕事なのか?
そのやりがいや魅力について、若手職員に語ってもらいました。

参加者

意外と知られていない大学職員の仕事。
多くの人と連携して「当たり前」を支える。

みなさんはどうして同志社大学を就職先に選んだのですか?

中村

大学では、自分のやりたかったことに何でも挑戦できました。そんな環境があったのは、一人ひとりの個性を尊重する同志社大学の自由な学風のおかげ。今度は職員として母校に貢献したいと思いました。

久保田

私も学生時代に部活動などで成長できたという実感が大きいですね。大学の運営を担う立場になって、学生の成長を支えたいと思い、職員を志しました。

市橋

父が他大学で大学職員をしており、小さい頃から身近な職業だったことがきっかけです。お世話になった母校への恩返しの気持ちもあります。

松島

私も実はみなさんと同じで、大学職員を目指していたのですが、得意だった英語を活かしてキャリアを積みたいという考えのもと、メーカーに就職しました。3年半民間企業を経験したのち、同志社大学へ転職しました。

市橋

キャリアを見据えて企業に入社したんですね。他社を経験したからこそ見えてくる同志社大学の魅力はありますか?

松島

前職では、競合他社を意識して、常にスピードと利益を求められました。一方で、大学は教育・研究について腰を据えて考えられる場所です。もちろん今もスピード感を持って仕事をすることは大切ですが、すぐに結果が出ないことに対してもじっくり向き合えるのが大学職員の魅力ではないでしょうか。

実際に入社してみてどうでしたか?

市橋

入社前は、学生と関わる仕事が多いと思っていたのですが、入社してみるとそうではない仕事も多くて驚きました。学生時代は、自分たちが知らないところで、たくさんの職員さんに支えられていたんだなと実感します。

久保田

本当にいろいろな仕事がありますよね。部署が違えば、仕事内容も全く違う。数年ごとに異動があり、さまざまな業務を経験できるのは、大学職員ならではだと思います。

中村

私は現在、定期試験関連の業務を行っています。学生時代は授業や定期試験を受けるのは当たり前でしたが、業務に携わって初めて、何カ月も前から準備が行われていると知り驚きました。「当たり前」を問題なく進めることは案外大変です。それを実現するのが、大学職員の仕事だと思っています。

松島

私は学生時代、学部事務室に行くことがあまりなかったので、業務のイメージがついていませんでした。ずっとパソコンに向かって作業をするような「事務職」なのかなと想像していましたね。でも、実際働いてみると、学生・教員はもちろん、業者の方や高校の先生などいろいろな人と関わりながら仕事をする「アクティブ」な仕事なのだなと実感しました。

中村

民間企業もそういうイメージがあるのですが、前職よりも今の方が人と関わることは多いですか?

松島

多いですね。前職の業務が海外営業メインだったこともありますが、営業先以外では主に同じ部署のメンバー数人で仕事を進めていました。一方、同志社では学内でも業務の垣根を越えて、さまざまな人と仕事を進めることが多いです。常にコミュニケーションをとって互いに協力しながら業務を進めることができる環境だなと思っています。

教室を配当する作業は、本当にパズルみたい。
各部署と調整しながら時間割を組み立てます。(市橋)

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