矢田 直人

interview

学生の未来を築く
大学づくりを担う

施設・設備保全

矢田 直人

施設部今出川校地施設課長
同志社大学 経済学部卒

取材日 2024年1月 ※プロフィールは取材当時のものです。

1995年入社

[志望理由]
同志社大学の職員として働いていた先輩から採用の話を聞いたことがきっかけ。自分が生まれ育った関西圏で働き続けられることが最大の魅力だった。

大学職員は
学生の人生を支える仕事

 入職して30年近く、さまざまな部署に所属した中で印象に残っているのは就職部での業務です。当時、就職部では就職支援からキャリア支援への転換期であり、今でいう正課科目「キャリア形成支援科目」の前身となるキャリア支援プログラムの立ち上げに携わりました。低年次向けのキャリア教育の実施や、インターンシップの正規科目としての設置準備のために、教員と協同し、他部署と連携し、当時は組織の垣根を超えて奔走する日々。一筋縄ではいかない大変な業務でしたが、学生たちが在学中の早い段階で将来をイメージし、仕事について知見を深める機会を創出したことで、彼らのキャリア形成に大きく貢献できたと思います。
 学生たちは4年間のキャンパスライフの中で、学部での学びや課外活動、教員や同級生との関わりなどを通じて多くのことを吸収します。さまざまな側面から彼らの成長、ひいては将来に貢献できるのは、この仕事にしかない魅力だと考えています。

常に余力を持ち、
他者に目を向けられる人間に

 現在は、学内の建物の建築・管理・修繕および物品の調達などを行う施設部に在籍しています。最近は2025年の創立150周年に向けた新図書館建設事業に従事。今後何十年もの間、学生の学びを支える空間であり、後世に継がれるものを作っていくことを考えると、大きな責任とやりがいを感じます。
 日々業務をこなすうえで意識しているのは、「余力を持つこと」です。できる限り仕事の効率化を図り、突発的な事案にも対応できるよう、常に余裕を持って業務を行うように心がけています。今では課長職として、学内のさまざまな会議に出席する機会も増えました。その際に気を付けているのが、会議内容を適切に部署に共有することです。現場で働く職員にも大学全体の動きを把握してもらうことで、仕事での連携をスムーズにするだけでなく、彼らの成長にもつなげられたらと考えています。他者の成長のためにできることを考えながら、広い視野を持って仕事を続けていきたいと思います。

これまでの
キャリア

  • 2020年6月~
    学長室校友課 校友課長
    2023年5月~
    施設部今出川校地施設課 課長
  • 2014月5月~
    学生支援機構学生支援センター京田辺校地 学生支援課長
    2017年5月~
    学長室庶務課 庶務課長
  • 2010年5月~
    総務部庶務課 庶務係長
    (2011年12月~2013年4月 法人部法人事務室理事長秘書兼任)
  • 2004年5月~
    キャリアセンターキャリア支援課 キャリア支援係長(京田辺)
    2008年4月~
    学生支援センター今出川校地学生支援課 学生係長
  • 1995年6月~
    施設部田辺校地施設課
    1996年6月~
    学術情報センター情報メディア課
    2000年6月~
    就職部就職課

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